学びの空間

キャンパスと街をつなぐ低層階は、1階のエントランスから2階・3階の図書館をつなぐナレッジコアを中心に、人が行き交う「知」の交流拠点とし、ソーシャルコモンズと呼んでいます。

1階には学外機関との連携を推進する社会連携センター、多種多様な言語や文化に触れる、学ぶことができるグローバルラウンジと学生の教育プログラムと連携した観光情報、旅行商品等を取り扱う観光ラウンジ、そして神奈川大学およびパートナー企業等の知に触れることができる体験・展示エリアなど、組織や文化の壁を越えたつながりの形成を目的としたエリア。

2階には学生の資格取得支援から企業・一般の方々の生涯学習の場を提供するエクステンションセンター、2、3階には3学部のカリキュラムに即した資料を中心に多種多様な資料が配架される図書館を設置しています。

学生が学ぶ中層階には一部の壁をガラス仕様にしたオープンな講義室が多数あり、廊下を歩いていても学びの姿が自然と目に入る環境です。

4階には、米田吉盛記念講堂を配置。木を多用した円形講堂には全席に電源が配置され、講義だけでなく各種セミナーや講演会などでの活用も想定されています。

5階には防振・防音対策もなされたアリーナやトレーニングジム、スタジオなどの体育施設があり、1階から続く屋外階段ともつながる開放的な空間となっています。

7階にある学生ラウンジは食事をとるだけでなく、グループディスカッションやアクティブ・ラーニングに活用できる設備を備えています。また、学生が自由に学修に取り組めるエリア（ラーニングコモンズ）を各所に設けています。

6階～7階のテラスは、大都市みなとみらいの中にいながら緑豊かな四季の風を感じられる空間。勉強の合間に休憩したり、ゼミや仲間たちで語らったりなど、それぞれのシチュエーションに応じて、自由にくつろげるスペースとなっています。

高層階には経営学部、外国語学部、国際日本学部の学生や教員が集う研究室、演習室があり、吹き抜けを介して一体となった3フロアごとにそれぞれの学部が利用します。

吹き抜け空間は各フロアをつなぐだけでなく、書棚やプロジェクター、スクリーンを備えたプレゼンフィールドとして講義や研究発表、グループディスカッションなどに活用されます。各フロアでの活動が自然と目や耳に入り、学生間の活発な意見交換が生まれやすい環境を作り出すことで、学生の多様な学修、交流の場として機能します。