国際都市・横浜の桜木町で、1928年に誕生した神奈川大学。創立から90年余りを経た2021年4月、大学発祥の地に隣接する「みなとみらい地区」に、新たなキャンパスとなる「みなとみらいキャンパス」を開設しました。
みなとみらい地区は国際的にビジネスを展開する企業や国際機関、官公庁、⽂化施設などが集まる、横浜の中でも最先端エリアです。この場所にキャンパスを構えるということは、ここで学ぶ学⽣にとって、学びの場が学内だけにとどまらず、街へと広がっていくことを意味します。ここに経営学部、外国語学部、国際⽇本学部のグローバル系3学部が集結。街全体を舞台に、国際的な感性と時代を切り開く⼒を持ち、これからの未来社会、グローバル社会に確かな貢献ができる⼈材の育成を⽬指していきます。
みなとみらいキャンパスは学生のためのキャンパスであるとともに、あらゆる「人」が集い、「知」が交流する、グローバル、ダイバーシティを象徴する拠点となることを目指しています。
「オープン・インタラクティブ・イノベーティブ」の思想のもと、１階にはキャンパスのコアとなるソーシャルコモンズが設置されます。街に広く開かれ、誰もが利⽤できるだけではなく、集う⼈の感性が刺激され、交流が⾃然に⽣まれることを⽬指した空間です。企業、⾏政等との連携強化はもちろん、地域社会に広く開かれたオープンイノベーションの場を創出し、新しい社会的価値を創造するアカデミックな研究、交流を通して、その成果を広く社会に発信していきます。
こうした理念を実現するため、みなとみらいキャンパスはさまざまな設備・施設をもった都市型・未来型キャンパスとして設計されています。
地上100m、21階建ての校舎は、各階をつなぐ吹き抜け構造を中⼼にオープンな講義室をはじめ、アクティブラーニングやグループディスカッションに適したラウンジ、多様な学修に活⽤できるラーニングコモンズを配置し、学⽣同⼠が交流し、刺激し合い、学びを深めていく環境を提供します。
さらに、1階から7階の学⽣ラウンジまでは屋外階段を上ることができます。それぞれの階には緑豊かなテラスがあり、横浜の眺望を楽しむことができます。⾼層ビルに囲まれた地にありながらも、キャンパスが街とつながり、地域に開かれていることを実感できる憩いの空間です。
⼈が集い、交流する「知の拠点」。みなとみらいキャンパスは、『国際・⽇本』の融合した未来『創造・交流』キャンパスとして、総合⼤学としての神奈川⼤学の新たな社会的価値を創出していきます。
